ベトナムのアオザイに似合うノンラー

こんにちはモカです!私はベトナムの民族衣装のアオザイと一緒に使われるノンラーを紹介しますね。

アオザイとノンラーとは?

中国と言えばチャイナドレス、日本と言えば着物と同じラインにベトナムと言えばアオザイです。チャイナドレスとアオザイの違いは、ワンピースタイプか、ズボンタイプかの違いがあります。アオザイは長い上衣とズボンをはくので男性も同じアオザイを着ています。
アオザイは4000年も前から受け継がれてきている民族衣装で、何度も形を変えながら今に伝わっています。最近ではジーンズに合わせられるアオザイもあるそうですよ。

ノンラーとは、木の葉を編んで作られた日本の菅笠に似た形の帽子です。菅笠に比べて角度が急で、頭を入れる部分の台座がノンラーにはありません。台座がないことで外れやすいのですが、首の紐が柔らかく伸縮性のある布を使用しているため、しっかり締めても被り心地が良いのが特徴。男性用と女性用で少し形が変わっていて、女性用のほうがなだらかな角度で菅笠に近い作りになっています。
一つひとつ手編みで作られてきましたが、最近では工場ができて自動化されてしまったことで、安価で取引されてしまっているようです。ベトナム独特の飾りを付けたり、絵付けをしたりすることで価値を高めて販売している人もいるそうです。工芸品として140~390円ほどで取引されていて、飾りや絵付きで490~590円ほどで購入ができます。

世界の印象的な伝統衣装コレクションに選ばれたノンラー

「ラフガイド」がノンラーとアオザイが伝統的に魅力的だとして「伝統衣装コレクション」に選出されました。アオザイは「ミスユニバース世界大会」の民族衣装部門投票で1位を獲得していて、ベトナムの人気は高くなっています。
アオザイは普段着としても使われますが、主にお祝い事の時に着られることが多いです。今でも使っている人は多く、結婚式やお正月などではほとんどのベトナム人がアオザイを身に着けるそうですよ。

ノンラーや菅笠の使い方

一般的には農業で使うほうが多いようですが、アオザイと一緒に使うとぐっとベトナム感がでて楽しめるかもしれません。ノンラーは台座がないので頭の角の部分にタオルを置く人もいるそうですので、被りやすいように調整してみてください。
菅笠もノンラーも植物を編んであるので、網目に沿ってふき取りをするくらいでOKです。風が通る場所にかけておくだけでお手入れ不要なのはありがたいですね!