暖かくなってきたら被りたいカンカン帽

こんにちは～ブレンです。今日はカンカン帽について紹介しますね！

カンカン帽はどんな帽子？

麦わら帽子のような編み込まれた帽子で、頭のテッペンがフラットになっています。日よけ部分のブリムの長さが均等になっていて、ジブリアニメのキャラクターがかぶっているイメージが強く残っていますよね。
そもそもカンカン帽の名前の由来は、手で叩くとカンカンと音がなるほどの硬さだったためカンカン帽と呼ばれています。パナマ草や麦わらなどをしっかり編み込んで糊でカッチカチに固めてあったり、今ではプレス機を使って作られたりしていることもあり、形がしっかりしています。このカンカン帽、高価なものだと200万円以上するものもありますよ。一般的には2～3万円くらいで購入できますし、安価なものだと2～3,000円で手に入れられることもあります。高価なカンカン帽は、世界に1人しかいないと言われている手編み職人が、年間2～3つしか作れないため希少価値が上がっているようです。
編み込んで作られている帽子は他の布製の帽子に比べて寿命が短いと言われています。一般的なキャップだと10年くらいは使えますが、カンカン帽や麦わら帽子は3年程度が寿命で、きちんとケアしていても5年程度使えればラッキーくらい。取扱いが難しいカンカン帽ですが、上手なお手入れで長持ちさせてあげましょう。

カンカン帽のお手入れ方法

ビニール製のカンカン帽であれば水がかかっても問題ありませんが、植物を使っている場合はあまり濡らさないようにしてください。汚れてしまった場所は軽く濡らした布でふき取りますが、しっかりついてしまった汚れは乾いた歯ブラシを使って磨きます。網目の向きに沿って、毛羽立たせないように一方向へ掻き出すようにするのがポイントです。
汚れが取れたあとは頭の部分に丸めた新聞紙を入れて型崩れのないように入れます。風通しのいい直射日光の当たらない場所で保管してください。もし型崩れしてしまった時は、アイロンのスチームをあてて布で形に合わせて押さえます。スチームをかけすぎると糊が浮いてペタペタしてしまいますが、触らないように型に入れて乾燥させましょう。

カンカン帽のコーディネート

カンカン帽には襟付きのシャツが似合います。Tシャツも合わせやすいですが、浴衣にも合うので是非試してほしいです。甚平より浴衣で紺や黒系の浴衣には、明るめのカンカン帽がピッタリです。浴衣の生地と似た腰巻がついているとよりオシャレ度がアップしますよ。