ビーニーニット帽を作ってみよう

こんにちは!ブレンです~!
今日はニット帽のなかでもビーニーニットと呼ばれる帽子の作り方をご紹介します。

ビーニーニット帽とは?

ニット帽はぱっと見同じに見えるものが多いですが、帽子の形ごとに名称が異なります。
一般的なニット帽の「ワッチ」は、折り曲げて被るタイプのニット帽です。海軍の見張りか係が使っていたことから「ウォッチキャップ」という名前がついていましたが、訛って「ワッチ」になったのが由来です。
ビーニーは、ワッチの折り返しがないタイプで、直訳だと「折り曲げない」というそのままの意味になっています。ビーニーは少し長めに作られていて、頭の後ろに垂らすように被るのがおしゃれです。
オスロは、ツバがついているニット帽のタイプで、折り返しもついています。伸ばすと耳や襟足が隠れるので、寒い地域での実用性は高い帽子です。

ニット帽というと冬に被る帽子というイメージがありますが、このなかでビーニーニット帽はサマーニット帽とも呼ばれていて、夏場でも被りやすい帽子になっています。素材が軽めのコットンやポリエステルなどを使っている場合が多く、通気性がいいので夏場でも気持ちよく被れますよ。

編まないビーニーニット帽の作り方

準備するものは、生地と型紙、アイロン、ミシン、待ち針、クッションかバスタオルです。ミシンがなければ手縫いでも簡単に作れますよ。
型紙はネットで検索すると出てくるので印刷しておくのがおすすめです!

  1. お好みの生地を型に合わせてカットします。初めて作る方は少し広めにカットしておきましょう。
  2. 輪っかになるように端の5mmくらいを塗っていきます。手縫いの場合は並縫いより半返し縫いで強度を上げておきましょう。
  3. 山形になっているトップを隣同士で塗っていきます。一辺が終わったら隣の一辺と順番に塗っていきます。
  4. 最後のトップ部分を縫うときにクッションやバスタオルを入れて固定して縫うとやりやすくなります。
  5. 縫い終わったら型のなかにクッションやバスタオルを入れたまま一度アイロンをかけていきます。
  6. おでこに当たる部分は手縫いで閉じれば完成です!

2枚の生地を重ねてリバーシブルに作るのもおすすめです!被ったときに、なかのカラーがチラッと見えるのがオシャレでGOOD!

編むニット帽の簡単な方法

ニット帽をイチから毛糸で編むというのは根気がいりますよね。最近では100均のダイソーでニット帽メーカーというものが売っています。100円で器具が揃うので、毛糸を300円程度で作れてしまうそうです。
毛糸がほどけにくく簡単に編めるように作られているので、初めて編むという方におすすめです。鍵張りみたいな形で、クルクル毛糸を巻きつけたあとは指定の毛糸をすくって掛けるの繰り返しでどんどんニットができていきます。早い方だと2玉の毛糸を使って2時間ほどで作り上げられています。簡単に作れるキットから始めて見ると帽子の奥深さが楽しくなってくるかもしれませんね!